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日中韓の審査実務に関する比較研究結果が庁HPにアップされました

日中韓の三庁は、特許法及び審査基準の比較研究を行い、毎年トピックを選びそれについての比較事例研究も行なっています。これまでに新規性、進歩性及び記載要件について法令・審査基準の比較研究が行われ、新規性及び進歩性について事例を元に比較研究が行われています。これに加えて2013年から2014年にかけて、日中韓の三庁は補正要件の比較研究と記載要件の比較事例研究を行いました。その研究報告書が4/16に日本特許庁のHPにアップされました。

記載要件の事例研究報告書には6つの事例についての比較研究結果が記載されていますが、医薬用途発明に関する事例1と、微生物を用いた製造方法に関する事例2と、医薬化合物に関する事例3については三庁の審査実務が異なることが示されています。ご興味がある方は特許庁HP(http://www.jpo.go.jp/torikumi/kokusai/kokusai3/nicyukan_hikakuken.htm)をご参照下さい。

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